デジタルオーディオあれこれ

半田ごての人。紙と鉛筆だけではちょっと。

2021-01-01から1年間の記事一覧

スウェーデン盤のバイロイトの第九。可もなし不可もなしの予想通り。

日本の風物詩に合わせた訳ではないだろうけど、1951年のバイロイトの第九のスウェーデン放送に残されていたテープからの復刻CDが年末に出た。大体の予想はついているし、聴くとすればEMIの数年前のフルトヴェングラー生誕130年記念のSACDとか、当時に発売さ…

バイロイトの第九。フルトヴェングラー色々。

2008年に今のオーディオ部屋付きの家に引っ越してから、部屋の内装と共に電子機器の方も色々と作り直し、2015年頃からは取り残されていた最後の抵抗勢力の一掃にも着手。つまりは音源。例によって、レコードの時代が過ぎ去ってからは暫くCDを買い、再生環境…

2bitというケモノミチ。宗旨替えした訳ではなくて、いわゆる変異株。

1bitDSMを始めて、もう二年以上。趣味の範囲なので特に時間的制約はなくて、今は基板も自分で設計してネット発注できるので大した費用はかからない。仕事であれば中々二年というのはきつい。そうは言っても、この前の四代目の基板でそろそろ量産かなとは思っ…

AD7768の最終形。つなぎとしては上出来。

AD7768のADC基板の改訂版。HDMI-I2Sのコネクターを付けて、Rpiにつなぐためのコネクターも追加。AD7768としては、ほぼ完成。チップ自体の能力としては-130dBぐらいのTHDにはなる。そこまで行くにはなかなか色々あって、アプリケーションノートを参考にして、…

帯域外ノイズのレベルをD90に合わせた。

D90(AK4499)のDSD特性もデータを取っていたので、うちの1bitDSMのデータもそっちにレベルを合わせてみた。OSRが微妙に違うのと、アナログFIRが入るか入らないかなどの違いが帯域外のスペクトルに出る。聴感的には意味ないだろうけど、技術的興味として。 D90…

そろそろ詰めの1bitDSM。はるばる来ぬる 旅をしぞ思う。

ディスクリートの1bitDSMは、初めの基板からほぼ二年が過ぎた。ちょっと長いけれど、ディスクリートものは、まず原野の木を切って道を作りそれから橋を架けてと言う按配なので、時間がかかる。ものにならない可能性も高い。四度目の基板で完成になったのも、…

その後のD90。HDMI-IISとかDSDとか入れる羽目に。

D90をポチッたので、これを基準にしてADCの校正をする。前回よりもかなり良くなった。AD7768はドライバー次第でSFDRが-130dBぐらいまでは行く。ADA4896-2が良さそうで、EVboardもこれを使っている。ただどうも被測定側の出力抵抗が大きいとダメ。せいぜい100…