デジタルオーディオあれこれ

半田ごての人。紙と鉛筆だけではちょっと。

2020-01-01から1年間の記事一覧

singles dayの$100オフに釣られてポチったD90を測る。

予定の配送は今年の末位だったので、正月にでも調べようかと思ってたD90が思いの外早く来た。DACとして使うのは心情としても構造としても無理なので、そのために$695はちょい高いと思ってた。マルチのシステムを今の時代にやろうとすると、嫌でも自作になっ…

シーズン4で終りそうな1bitDSM。潜在能力高くて、金塊がゴロン。

1bitのデイスクリートDACもそろそろ最終章。どうやら今回のシーズン4で「量産化」に漕ぎ着けられそう。4-wayマルチのシステムでモノラル仕様だと、八枚必要になる。八枚作るとなると、再現性の悪いのはボツ。所謂、何をやっても音が変わる、という状態になっ…

定在波の節をピンポイントで潰す。部屋の広いは七難隠す。

もう12年も前の事、母屋を立てた後、オーディオ部屋をその隣に作った。元々その積りだったから、母屋の壁はオーディオ部屋との廊下がつながるようにしてあった。 冬の前に屋根と壁だけは張って二年ぐらい放置。母屋の内装に暫くは忙しかったから。オーディオ…

マルチシステムはデジタル化の華。美味しいのはXover。

ハードディスクの整理をしていて、もう死語と化してしまったブブゼラが、南アのWカップで鳴り渡っていた頃の写真が出てきた。十年前。道楽の一つでもないと寂しいなと始めたオーディオ部屋の初期の頃。外壁と屋根だけを張って、床はまだコンクリのまま。手前…

exFAT再び。128Gが読めなくて泣く。

再生ファイルのフォーマットをexFATの32MGクラスターに変更して、SDカードも128Gまで対応できるようにする過程で、幾つかの不具合に遭遇。既知のものもあれば未知のものも。データを読み出すトランスポートは三年前に作った基板で、44.1KHzから96KHzに上げる…

いまさら聞けないexFAT。クラスターをデカく。

96kHz/24bitが主流になった頃、最初はPCからデータを送っていたけれど、スピーカーのある所とPCのある所は違うしHDDからデータを読み出すのもアホ臭い感じがした。安くなり始めたフラッシュから読めば良いだろうと自作を始めたのは、もう五年ぐらい前だろう…

新型コロナ(covid-19)。八割というのをシミュレーション。

もともとの引き籠り体質と、田舎に引っ越した事もあって、自粛するまでもなくstay homeな毎日。足腰がボケて来るので、雪も消えた山道を少しばかり熊に警戒しつつ、そろそろコブシが咲くのではと天気の良い日には散歩するゴクツブシな毎日。都会に住んでいた…

SSRCの功徳。AD7768にもAD7960にも勿論DACにも必須。

AD7768の場合、とことん使い倒すためにはSSRCが必須。128kHzとか256kHzを96kHzに落とす必要がある(6/8倍と3/8倍)。6/8は3/4であるけれど、3/8との共用の関係で6/8にする。SSRCは、オーディオの迷信番付の関脇ぐらいには入ると思う。分数倍のSSRCは好ましくな…

No ADC, no DAC. まずは隗よりでなくて、まずはADC。

THDの測定にはSARADCではなくてDSMADCが向いている様なので、一度検討してEVA boardも持っているAD7768を試した。こんなの。QFP144のXc6slx09で対応できるから、ステンシルなしで基板も安い。航空便代払っても、海外(ドイツ)発注した方が得。因みに、ステン…

シーズン3の1bitDSM基板。♪ 120dB越え~~ ♪

大河ドラマじゃないけれど、PCMがDSMにゴボウ抜かれて「時は今」と思ったのが去年の五月。理論的には1bitDSMの可能性はとても高く、PCMとは違ってディスクリートであっても優位性はそれほど落ちないので、試す価値はありと基板を作ってみた。そして、あれこ…